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Author:金ゐ國許

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週刊金ゐ日録

【情報】

東京国立近代美術館フィルムセンターで【生誕百年 映画監督 山中貞雄】が。2009年9月15日(火)~9月27日(日)。


【9月5日(土)】

同僚に罵られた金曜日の夜を経て、おお、それでも9時に目覚める人体の神秘。深い残り酒に頭痛が、とりあえずメールチェックと思ったら、やばい、今日は同期の結婚式だと気付く。同期ということは会社の上司ももれなくついてくるわけだが、何も用意できていない。

新札がない!
新郎新婦ケーキ入刀の目出度い席で【じぶん銀行】や【ドコモケータイ送金】を操作することになるのか。うーん、それはそれで。

とりあえずランチ、上野へ出る。

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戸みら伊の『ねぎ丼』(250円)。
ラーメン屋の添え物であるが、これが美味で、毎回ここではラーメンを注文せずにねぎ丼のみでさくっと帰る。注文時にちょっと嫌な顔されるのが気に食わないが、まあ、そりゃあ行儀のいい客ではないか。


携帯に同期からメールが入り、「必ずプレゼントしたカフリンクスをつけてくるように」との指示。転勤したときにカフスをもらい、その後つける機会がなかったのであった。しかし、カフスって専用のワイシャツじゃないと付けられないんじゃなかったっけ。

近くの紳士服屋に寄り、店員に確認。ボタンホールがあればカフスを使用でき、現在ほとんどのワイシャツはコンバーチブルカフスと呼ばれる、ボタンも付いているしボタンホールもついているタイプになっているとの情報を得た。では気にせず帰ろう。ちなみに、カフスなしでは袖をとめることができないものをシングルカフス(テニスカフス(本カフス)やフレンチカフス(ダブルカフス))と言うらしい。メモ。

いったん家に帰り、【ネットで確認】しながらポケットチーフに悪戦苦闘、カフスを締め、颯爽と麹町へ向かう。

定刻ぎりぎりに到着、席は新郎新婦のまん前で、私の隣は同期の新郎の上司だった。「新郎の同期なんだって?彼はどんな人かね」スピーチのネタ探しの為か、やたらと絡んでくる。用意不足で出だしからつまづいていて、今日という日が素晴らしい日になる予感は皆無であったので、幾分か投げやりに「くずっすよくず」とヘラヘラ笑っておく。「くず?何かとんでもないエピソードがあったのかね」「主に風俗のはなしですね。仕事帰りに風俗をはしごしたと臆面もなくカミングアウトして職場中をドン引きさせたり。やっぱり風俗ですよね。」こんな日まで営業やってられるかアホ、目出度い席だが、こっちはザラストウィークになるかもしれねえんだぜ。上司の凍りついた顔を見て、披露宴開始前に既に泣きそうになる。

とりあえず、じぶん銀行を操作しようと思ったが、あれ、携帯が充電ぎれ。財布を見ると虎の子の諭吉がひとり、萎びて笑った目をしている。やむをえず、と3回声に出しながら、余白に「すまん金欠につき。残額は掛けといて」と殴り書きし、しかしあまり薄いのも体裁が悪いので、先ほどの紳士服屋で貰った優待券を10枚ばかり同封した(封筒は同期が用意してくれていた。さすが、私という人間を分かっている)。しかし、もう30近いというのに、こんなんでいいのだろうか。これはさすがに許されないタイプのジョークであろう。

披露宴自体は感動的に、粛々と進行した。
近くのレストランで2次会、飲み足りない同期と3次会に行く。


家に着いたら12時近かったが、西野さんから電話が入った。
明日人と会うから同席せいということだった。用件は某映像関係らしい。ふーむ。

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山本直樹『北の秘密基地』

写真家【西宮大策】の新作写真集【hi mi tsu ki chi】は小学館的猛プッシュアイテムらしく、各所で広告を見るが、8月12日発売の『ビッグコミックスペリオール』17号には特別読切漫画競作シリーズ「hi mi tsu ki chi」のvol.5、6が掲載されていて、とても豪華。

大友克洋、花輪和一、五十嵐大介、高野文子、山本直樹。

漫画界を代表する絵師たちです。

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何と言っても高野文子!

デビュー30周年を迎えて俄然動き出しているのか、9月19日には、鶴田謙二『さすらいエマノン』の連載などで健闘中?の『comicリュウ』(徳間書店)11月号にオリジナルデザイン手ぬぐいが付録され、吾妻ひでおとの対談も収録されるらしい。

ファンサイトの「ことりのうた」が消えている方がショックでしたが。


それはともかく。


山本直樹の短編『北の秘密基地』が、『李さん一家』のパロディでした。
やはりつげ義春といったらこれなんですね。


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余談ですが、西宮大策という人は、うまいですね。

2作目の【mocktail】では『鉄コン筋クリート』のマイケル・アリアス、『水曜どうでしょう』の藤村D、続く本作では川上弘美と甲本ヒロトのコメント付きとなっていて、これ以上ない人選です。

作品も狡猾です。

秘密基地なんて言われたらそりゃ。

作品集のたびに公式サイト作ってたら、アラーキーどうすんだ。



河合克夫の『出会いK』(青林工藝舎)を読んでいたら、無能の人のパロディ4コマがありました。みんなつげ義春大好きだな。

週刊・金ゐ日録

今にも消え入りそうな金ゐ國許の存在確認として、あるいは『架空』周辺の外形的記録として(『架空』そのものの記録については、『西野空男上京日録』がPC環境整い次第、開始されるそうです)。

8月30日(日)

9時起床。家族が皆帰省中であることを知る。ガランとした部屋でメールチェック。近頃土曜日も飲んでいるため、週末が過ぎるのが早い。


10時過ぎ、カフェにて2時間ほど情報収集しながらモーニング。
・・・こう書くとなんだか聞こえがいいが、実態は駅前のシャビイな個人経営の喫茶店で、ゆで卵の殻を剥きつつ雑誌やら新聞を読んでいただけ。


はっきりしない天気のなか、投票所へ。有権者が列を成しており、しかし若年層は目立たない程度。先の小泉選挙で懲りたのかもしれない。【岩瀬湯本の稿】で触れた郵政問題はまたも棚上げされた感があるが、私のチェック不足なのだろうか。感慨のない一票を投じて池袋へ移動する。


サンシャインで後輩とランチ。ゼミの相談かと聞くと、まあそんなところだと答えたから、堅めの格好で行くも、本人はまるでパーティーのようにドレスアップしていてギョっとする。ピンクのまさにドレス!的なファッションに「凄い格好だね」と皮肉に言うと、「かあいっしょー清楚♪」と余裕の様相でかわし、ドレスの両端を持ち上げ膝を折って一礼された。ここはセンターコートで俺は王族かと突っ込むも理解されないのはもはや折り込み済だ。
20歳とかなり若いこのお嬢様は、どこから悪しき影響を受けたのかごりごりのオタクで、口を開けば「宇宙船」だの「エヴァ」だの「BL」だの、細身で長身の茶髪という今風の外見からは想像もできない単語のオンパレード。所謂「腐女子」というのだろうか、萌え系のオタクは私の周りではかなり珍しいが、やはり一定数いるのだろうなあと実感。結局、彼氏と別れたいがどうすればいいのかなどと、ごく常識的な話で終了。


15:00、小雨ちらつく恵比寿で架空生活2日目の西野空男と合流、“GALERIE Malle” へ移動。【別冊架空】に描いてもらった渡邉知樹さんの個展『百の空 千の鳥』を観る。駅近くの住宅街、よい場所だ。それこそ渋谷迷宮時代、新規顧客開拓で回ったことのある場所。

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本人のブログ】を見るとずいぶん活況だったようだ。絵や粘土細工にろくに触れずに、頻りに漫画のはなしを続けていたら、「金ゐさんは漫画しか好きじゃないんですね」と渡邉さんは呆れ顔。私は軽度の色盲であるから、絵は分からないのである。

ただ、無印良品の【文庫本ノート】の中に記された詩のことばが強く胸を打った。

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「たいこを買った/十年待った」

・・・私は何を買って、何年待ったのだろう。落日は近づいて、果たして彼の人はさよならを選ぶのだろうか。



電車で【中野タコシェ】に行く。西野さんが何やら店長と話しこむのを横目に、素晴らしい漫画はないかと物色。それにしても何故『別冊架空』をスルーするのだ、タコシェ。時折会話が漏れ聞こえてドキリとする。・・・さん、仕事はどうしたんですか・・・二人ともいい歳なのに・・・月刊化!またすごいですね・・・。斎藤種魚も上京して西野空男と共同生活するという。手塚のいないトキワ荘のようになっていくのだろうか、イケガミセンの彼のアパートで私平和よ。

喫茶店ノーベルで第一回『月刊架空』打ち合わせ。しかし、寝不足で早々に船を漕ぎだした私を見て、すぐに散会。冷蔵庫を買いに行くという西野さんと別れ、家路につく・・・と、友人から突然のメール。池袋で飲むぞと。疲れたからいいよまた今度、いや飲むぞと。今日は飲みたいのだぞなもし、仕方が無い、久しぶりに赤提灯でゆったりとした深酒をする。


家に着くとすっかり日付は変わっていて、アクチュアリティの使用法について確認すべく石子順三著作集を読み返してみる。が、酒で世界が回っていて、頭に入ってこない。不安が、いつも私にチープな行動を取らせる。はきちがえた贋物の無頼を気取らせようとする。しかし、ここでいう不安はそう高尚なものではなさそうで、いや、女々しく低俗なれど高尚なのだ、自分に酔わないと立ち向かえないのだ、残された時間は少ないのだよと。ふと、友人が「天気晴朗ナレドモ浪高シ」というブログをやっていたことを思い出した。明日から頑張ろうと思ふ。

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