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KANEWISELECTION 1 豊島屋の中袋

品目:【レターセット
金額:金700円也
評点:★★★★☆

2009042122020000.jpg

鎌倉名物「鳩サブレ」でお馴染み・豊島屋本店で販売されている、鳩サブレグッズのひとつ。転勤になった元上司の差し入れにちろっとついてきたものを譲り受けた。まさか有料とは思わなかったが、女性受けを狙ったのだろうか。

それにしても。

クールすぎる。

鳩サブレの黄色い箱ないしは鳩単体のグッズには、「さすがにちょっと」といった、サブレの味そのもののバタ臭さ、くどさが満ち満ちているのだが、この中袋は格別、まさしく逸品だ。

単体で映えるべきキャラクターを、何層にも重ねることで視線を分散させ、淡い線の色で抑制している。名品の品のよさ、格式高さが漂ってくるようだ。

さらに、写真ではよく分からないかもしれないが、目の「点」のみ赤色となっている。

・・・これがまた実にいい。

鳩は鳩なんですよ、しかしね!わたし王道なんです。皆知ってるんです。単純な造詣は伝統がそぎ落としたデフォルメの極地。

「名物」化に抗する老舗流リ・ストラクチャリングに拍手を送りたい。

★4つは、実用性の観点から。


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新企画「KANEWI SELECTION」

kslg.jpg
隠れステイショナリスト(自称)・金ゐ御用達の逸品紹介。

が、始まります。

というより、始めます。

もう誰が何と言おうと、

アイドルブログみたいになります。

全1,580回書き終えたあと、

ほとんど

皆様の文具になっておる予定です。


つげ義春リトグラフ発売!

3月23日プレスリリース。徳間書店が運営するECサイト【tokuma-EC】で、マンガ家つげ義春の珠玉の作品群をリトグラフにて販売。締切日:2009年5月11日(月)、発送予定日:6月下旬予定。作品毎につげ義春の鉛筆による直筆サイン、エディションナンバー、落款入。

画題:ねじ式1(ねじ式2P目)
限定部数:100部
版式:リトグラフ(6版6色)
用紙:ファブリアーノ
画寸:縦275mm×横184mm
額寸:縦415mm×横324mm×厚さ30mm
60,000円

画題:やなぎ屋主人(『ガロ増刊号 つげ義春特集2』表紙)
限定部数:50部
版式:リトグラフ(6版6色)
用紙:ファブリアーノ
画寸:縦280mm×横200mm
額寸:縦415mm×横324mm×厚さ30mm
60,000円

画題:カニ売り少年(『太陽』1976年1月号イラスト)
限定部数:30部
版式:リトグラフ(6版6色)
用紙:ファブリアーノ
画寸:縦291mm×横210mm
額寸:縦415mm×横324mm×厚さ30mm
114,500円

画題:海辺の叙景(主婦の友社刊同名作品集表紙)
限定部数:30部
版式:リトグラフ(26版26色)
用紙:ファブリアーノ
画寸:縦160mm×横186mm
額寸:縦415mm×横324mm×厚さ30mm
114,500円

画題:無能の人(総集編表紙)
限定部数:30部
版式:リトグラフ(26版26色)
用紙:ファブリアーノ
画寸:縦152mm×横148mm
額寸:縦415mm×横324mm×厚さ30mm
114,500円

別冊架空にアベシン論収録予定らしいぞ

090419.jpg

大傑作【美代子阿佐ヶ谷気分】がついに映画化。2009年初夏ロードショーとのこと!

美代子:【町田マリー】おお、長塚 圭史とおなじ事務所。さすがつげ系。

アベシン:【水橋研二】キクニ「月光の囁き」のM男ですな。赤塚不二夫の再現ドラマにもでてました。

公認ファンサイト【水橋研二応援団


音楽はそりゃもう【スパルタローカルズ】。ボーカルとベーシストがリアル安部チルドレン。


代表曲「まぼろしforever」

「安部愼一作品が甦えるのをだれよりも願っています つげ義春」

キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*・゜゚・* !!!!!

月刊近況2

■近況

どうも どうもいやどうも 。

毎年やってるのに、ネタが面白くないせいか、エイプリルフールだと全く気付いてもらえない金ゐです。今年は画像名を「aprilfool09.jpg」にしたというのに。サイトはもちっと続きます。稲山ブログまでもが死んでいるのが気になります。

怒涛の3月攻勢を経て、ようやく復活しかけてきました。が、どうなるか分かりません。全部不況のせいです。不況のせいにしておけばよいのです。

最近、つげ義春を初めて手にしたときのことや、いかるがに初めて行ったときのことを思い出します。



木下さんからのオススメで気に入ったもの。狐火。ほかは格好よくないんだけれども、これははまった。



レイトは声とリリックはいいんだが、想像力が欠けていると思う。なぜリスナーの気持ちがわからない。露悪具合が経験の差?


■2006年10月1日の下書記事。

お笑い番組で外国人を笑わせるという使い古された企画をやっていた。近頃のテレビ、特にバラエティ番組は、ネットからネタを引っ張ってくるだけの駄目メディアっぷりが著しく、ほとんど見れたものではないのだが、面白ネタを「あるある探検隊」で大人気のお笑いコンビ「レギュラー」がネタをやっていた。

坊主の何某が尾崎の『OH MY LITTLE GIRL』を歌う傍らで、のっぽがモンペ姿で竹槍を虚空に突き出す。

「飛行機落ちろ 飛行機落ちろ」
「あっ空襲警報や」

噴出す外人たち。

いいぞいいぞ。がんばれレギュラー。


■没企画


♪本を売るならブックオフ~

売る前提で世界は回る。古本業界も例外でない。

だって資本主義だもの。

でも、♪本を売るならブックオフ~
にすべきでないことぐらい、子供でも知っている。

一律定価の一桁%の鉄則。もちろん上限があって。

以下略。



我らが新古書店(どんなだ!って今更)Bookoffには、決して買い取らない、引き取るのも嫌だ、捨てるのもめんどい、そういう“現代の悲劇”としか言いようのない、忌むべき最低ランクの本があるらしい。

「らしい」というか、真偽のほどは定かではないが、この悲劇の役者たちは存外興味深い存在だ。

容易に想像できるように、誰もが舞台に立てるわけではない。ある程度「売れた」という事実が大前提となるが、露骨な大ベストセラーというだけで、永久欠番の栄誉を得られるわけがない(だって廃棄されてしまうから)。そこには、絶妙な、ほとんど奇跡的とも言える幸/不幸の均衡がある。仮に凡庸な作品だったとしても、その奇跡に遭遇できるだけで、我々はきっと感動できる。

テラさんが読んだらチューダーぶちまけて逃げていくに違いない(そういえば背番号も0だ)、購買促進児童漫画群にも救いの手を差し伸べるありがたいアカデミシャンたちも素通りする、絶えがたき対応の悪さ。宿命的な回転率の低さ。絶望的な外れ具合。お外道さま!お外道さま!

QBBの『中学生日記』には、みうらじゅんの『DT』には、かっこ悪いことを逆手に取る、その論拠を人生論に求めるという、ノスタルジックな甘えがあった。「永久欠番」たちに今のところ人生はない。そこにはノスタルジーの介入できない壁がある。何しろ、彼らの人生の後半期は、まだ始まってもいないのだ!



・・・結局永六輔しばりになるから中座したのでした。


■豊川悦司とつげ義春


『ビックコミックスピリッツ』2008年8月24日号に豊川悦司のインタビューが掲載されている。その中の一節に以下のようなコメントがある。

――そう言えば、かつて、つげ義春さんの漫画の映像化で監督をやられていますね。その時、漫画を映像にする難しさをお感じになりましたか?

「いろいろ考え方があると思いますが、僕の場合は、フレームの大きさがコマごとに変わる漫画と、常に大きさが一定の映画との違いをどのように処理していくかを考えました。」


「つげ義春さんの漫画の映像化」とは、自身初演出作品となったテレ東深夜連続ドラマ 「つげ義春ワールド」の「退屈な部屋」「懐かしいひと」(98年)である。2作品について感想をいうなれば、驚くほどの凡作である。てっきりトヨエツパワーで都会的(トレンディ)に仕立て上げるのかと思いきや、全くそんなことはなく、非常に常識的で道徳的な、「暗い」「つまらない」「魅力がない」としか言いようのない作品になっている。トヨエツが根暗っぽいのはファッションだと思っていたが、実は地なのか?華やかな芸能界、そんなんで大丈夫か?と、心配させるほど、じめっとした暗さに満ちた作品であった。

はたして豊川の言う「処理」とは、コマ割を殺すためのカメラ・フィックスであった。カメラを固定して、人物やストーリーやセリフまで原作に忠実であった結果、演出不在、映像化意義不在の、要するにつまらない作品に仕上がってしまっていた。

原作はつげの代名詞的な実験作品群と違って、存在論や認識論を大上段に唱えるべき作品ではない。分解していけば根底に生活苦やぼんやりとした不安を見出すことが可能であり、そもそもが逃避行・蒸発思想それ自体をメインテーマに据えているのであるから、決して10数ページで完結しえない物語のその後への洞察が重要であると言えなくもない。しかし、えも言われぬ「まったり感」こそが作品第一義の価値である以上、「つまらない動かないドラマ」にしてしまっては元も子もないだろう。「退屈な部屋」が本当に退屈でどうしろと言うのか。

インタビューの本題は8月末公開になる『20世紀少年』についてであった。邦画史上最高の制作費をかけた3部作になるという本作は、言わずと知れた浦沢直樹原作の同名漫画である。豊川は「原作を愛している方を裏切りたくない気持ちが強」く、「原作に沿って演じることを心がけ」た結果、「漫画のアングルに、顔の角度を、なるべく近づけるように」したという。この発言だけで既に映画の出来が想像できる気もするが、つげ作品の映像化については「フレームの大きさ」に拘った豊川が、撮られる側に戻って「アングル」に拘るというのは興味深い。

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