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Author:金ゐ國許

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名古屋嬢と幸せな日々

■会社の後輩の結婚式に参加するため、名古屋へ向かう。上司やら鯱やら何やらのせいで全く気が休まらぬまま、ひたすら幸せそうな二人に拍手を送る哀しき3連休であった。そういえば、私は壇上の新郎新婦ともに縁もゆかりもない。では、あの熱心な拍手は誰に向けてのものであったろうかとふと思う。

■名古屋は駅周辺と地下街に人を取られ、すこし外れると閑散として音もない。ぶらぶら歩いていると、モード学園のビルが怪しく聳え立っていた。モード学園といえば、ついこの間西新宿に変なビルを自己資金で建て、話題になったばかり。トップバリュ、メトロの制服の永澤陽一、漫画家矢沢あい(中退)ぐらいしか出身者を知らないが、そんなに儲かるのか。マックの下敷き風にいえば「学校法人×多角化 奇抜なビルを建てると客が集まる、ウヒヒ」

■屋上にヘリポートがついたビルが散見された。少し前にテレビで、羽田空港周辺のビルは、空港からの距離に応じて高さ制限があり、サラダボール状になっていると聞いたが、似たようなものだろうか。東京でもお馴染みの手羽先居酒屋チェーン店「世界の山ちゃん」は、名古屋では見向きもされていないと同僚が言う。かくいうお前は東京でも、もっといえば傍らにいる後輩にすら見向きもされていないではないか。

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↑東京モード学園。
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↑この威圧感。

■帰りの電車で、Sにメールを数件打った。出立前日に私は割と近しい知己と言い争いをした。遅ればせの上京を賭けて職探しに狂騒する同人の、その凡庸さがどうにも我慢ならず、無遠慮な言葉を吐いたのだった。普段は敬語で会話する仲であったから、彼は傷ついたというよりも、裏切られたような困惑を覚え、呆気に取られながら悲しい顔をした。そのリカバリーの方法について相談するメールだったが、今度は私が厳しい口調で咎められた。私は彼に、ままならぬ生活をペンに託さない時点で、もはや平凡人以下だと断じたのだが、Sはただ「思い上がるな」と一蹴し、高等遊民幻想だと、総中流幻想だと、立て板の批判数数を浴びせた。聞きがたい批判を聞き堪えていると、いよいよ暗い気分になって、バッテリーの切れたふりをして、やりとりを強制的に終了した。名古屋には特に何も忘れてこなかったが、帰っても、東京にさて何があるのだろうかと不安になった。

■家に着いたのは深夜1:30だった。30分ほどベッドに横になるが、遠くの犬の声に一向に眠れず、上着を羽織って、根津あたりの深夜バーに向かう。四畳半程の暗い店内には、下町のサブカリストたちが集い、立地のためか、国立大学の院生が多かった。彼らは学科学部も様ゝだったが、皆馴染み客のようで、マスターと呼ぶにはいかにも若い青年を交え、話題は広汎にわたった。時折、ジョジョやドラゴンボールの物真似に喝采を送り、時折サブプライムや総選挙で議論になった。最近の私は、広げよう友達の輪(私は性格のためか、友人が少ないのだ)という趣旨で、アウェーに乗り込んで痛飲するのを毎週の慣わしとしているのだが、なるほど、この店のこの雰囲気で、自分は間違いなく最下層に居るのだという被虐趣味が安酒と相俟って酔いを進める。

■鳥肌実までは覚えている。自分の職業を近接類似業界と偽ったのも覚えている。年収を多く語ったのも、存在しない女の話も、オフスプリングの弟だと言ったことも覚えているが、どうやってベッドに戻ったのかは覚えていない。手にはべっとりと赤い液体がついていた。私はガチャガチャで買ったスライムを握りつぶしたまま、眠ってしまったようだ。

(おまけ)名駅近くのいかがわしい店。
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携帯写真館

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神田神保町路地の一角。カイカンの上の東京メイドサービスって、例のアレか?と思ったら、【ホームページ】がありました。にっぽん、不思議ね。

馬場つげ研11月例会

◆年末より「攻撃再開」予定の馬場つげ研、久しぶりの例会を開催。午前10:00、総武線両国駅に金ゐ、木下、ユゴー、窓烏計4名が集合。

◆まずは招待券を握り締め、江戸東京博物館【ボストン美術館浮世絵名品店】へ。江戸東京博物館は【水木しげる展】以来の3年ぶり。両国界隈の、飾り気のない実に下町臭い街並みには、大いに心惹かれるところあり、いつか歩き回りたいと思っていた。ご近所・錦糸町では、精工舎のビルも、『別離』の野戦病院も取り壊されてしまったと聞く。生憎の小雨であったが、ぶらり柳橋から神田川沿いに3、40分歩いた。

◆「浮世絵史の教科書」とホームページで喧伝されていたが、真正直に時系列を追うだけのシンプルな展示スタイルは、教科書以外に形容し難い。しかしながら、それで展示を成り立たせ、これだけ客を集めるのだから(館内は相当混雑していた)、作品自体が相当のものなのであろう。鳥居清倍、鈴木春信、司馬江漢、喜多川歌麿、東洲斎写楽、歌川国政、葛飾北斎、歌川国芳・・・・列挙するだけでおなかいっぱい、史上の大家が一同に会していた。誰のどの作品か忘れたが、興味深い作品も中にはあった。

◆午後2:00、続いて中野に移動。まんだらけ、タコシェでお買い物。まんだらけでは収穫に乏しく、白土三平の小クリ『死神剣士』、小田切博の『戦争はいかに「マンガ」を変えるか」(NTT出版)を購入したのみ。タコシェでは、『別冊架空』に寄稿してもらう予定の大西真人氏の同人誌【漫画雑誌 山坂】2号と、ミニコミ『下剋上』2号を購入。当会・木下が絶賛して寄稿を依頼した大西氏については、『山坂』創刊号に掲載された「めまい」を木下から借りてちらと読んだきり、特別の感想も持たなかったが、2号掲載の「あの橋が落ちる前に」にはやられた。そのままサンプラザにある喫茶店「ノーベル」にて、喧々諤々2時間強の議論となった。久しぶりに議論が白熱する作品だった。

◆『下剋上』は悪ノリ系同人誌で、あまり得意なジャンルではなかったが、勝見華子氏がつぼに入り、購入した。面白く読了したが、商業誌デビューを果たした『週刊オオハシ』大橋裕之が、その多作故か、いつしか硬直化してしまったように、あるいはあの河合克夫ですら自縄を抜けられなくなったように、二人の影響が色濃い勝見作品には、パターンに堕す恐れが大きく思え、巨大なお世話だが、「がんばれチヨジ」とコブシを上げた。

◆ここで木下が長野に戻り、窓烏が職場の飲み会に参加するため離脱、残された金ゐ・ユゴーは新宿に移動。午後4:30、東口の名曲喫茶「らんぶる」(!)にて、渡邉知樹氏と会う。『別冊架空』に寄稿してもらう作品が完成したとのことで、期待して待ち合わせたところ、渡邉さんは最新作の原稿をバインダーに挟んで持ってきていた。「つげさんはポッケに丸めてたそうですが、渡邉さんはバインダーですか。」藤子作品だったか、バケラッタ的なアニメTシャツが印象的。今まで発表された作品は『慢世』(まんせい)1,2号の「玉葱」「ヒッチハイク」、『ライブアットスズキマガジン』の「南荘」3作のみであり、文字通り渇望の新作である今作は、連作構想もある放浪もの。筋がしっかりした読み応えのある作品で、思わずユゴーと顔を見合わせてにんまり。

◆渡邉さんと別れ、1時間ほどユゴーと年末のイベント計画を話し合い、午後7:00帰路についた。帰る途中、別冊架空についてあれこれ考える。木下竜一、渡邉知樹、大西真人、あと一人、やはりそれはあの男しかいないのではなかろうか。以下次夜。

Hokutoh追撃

ブッシュが最低だったのはクルーグマンの言を待たないが、大統領選、本当にオバマで決まるのか。あの国で黒人が大統領になれるか、かわぐちかいじ『イーグル』的ハラハラ。大不況じゃなかったら分からなかったと思いますが。

北冬2008年末もここ5~6年最大の盛り上がり。

●11/11『つげ義春初期傑作短編集(2)雑誌編下』(講談社文庫第2弾、714円)
●11/12『つげ義春コレクション「大場電気鍍金工業所 /やもり』 (ちくま文庫第2弾、798円)
●11/28つげ義春『恐怖の灯台』(小クリ第3弾、1,900円)
●11/28ビリケンギャラリー「うらたじゅん原画展」(~12/12)

●12月上旬  天野天街脚本集『平太郎化物日記』2,000円
●12月上旬  天野天街画集『天野天街萬華鏡』2,500円
●12/14    ラ・カメラ「天野天街萬華鏡展」(~24)
●12月中旬? 『幻燈9』(1,890円)

●12/29~31 北冬界隈3DAYS『攻撃再開2008 I.V.~つげに向かって~』

29日 「つげの夜」
語り狂え!つげトーク縛りの狂乱の宴「アンダー・トゥリー・エフエム『クリスマスだよ!練炭持って全員集合SP』」
30日 「つげな夜」
泣き叫べ!醜い身内批判限定「COMの会」結成記念大会@高田馬場「カオタイ」
31日 「つげの夜」
さあ笑え!年末恒例つげ巡礼!

幻蝕メンバー

鈴木慶則 展

2008/10/20~2008/11/01

ギャラリー手
東京都中央区京橋3-5-3 竹河岸ビル1F
03-3538-6131
11:00-19:00
http://www2.odn.ne.jp/acn80550/

行けなかった・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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